カナダは日本の27倍の面積を持ち、人口は約3400万人(2010年)。これは東京首都圏の人口とほぼ同じです。
先住民、フランス語圏、英語圏という3つの基礎の上に成り立つ国。建国は1867年、現在のオンタリオ、ケベック、ノバスコシア、ニューブロンズウィックが統合されカナダ自治領となりました。民族的には複雑ですが、カナダはそれこそが強みだと言っています。「人種のるつぼ」と言われるアメリカに対し、カナダは「人種のモザイク」と言われますが、これはフランス語、英語圏だけではなく多くの国から移民を迎え入れているカナダは、それぞれの国や地域の文化・習慣を受け入れ、モザイク模様で1つの確固たる国を作りあげているということです。
首都 : オタワ (オンタリオ州)
政治体制 : 立憲君主制
公用語 : 英語、フランス語 (道路標識などこの二カ国で表示がしてあることが多いが、ケベック市はフランス語のみの表示)
時差 : 6つの時間帯に別れています。またサスカチュワン州を除いて、3月第2日曜日から11月の第1日曜日まで夏時間を採用しています。 バンクーバーの場合日本との時差は-17時間(夏時間中は-16時間)、カルガリーの場合日本との時差は-16時間(夏時間中は-15時間)
各国・各地の時間を調べるのにWorld's Time というサイトを利用することも出来ます。
通貨 : カナダドル(C$) C$1.00 = 約83円 (2012年3月現在) 1カナダドル = 100セント お札は5、10、20、50、100カナダドル (小さい買い物の場合、50、100ドル札は受け取ってくれないことがある) コインは、1セント(ペニー)、5セント(ニッケル)、10セント(ダイム)、25セント(クウォーター)、1ドル(ルーニー)、2ドル(テューニー)がある。
入国・査証 : 日本のパスポートを所持している方は、パスポートの残存は、カナダでの滞在日数+1日以上 が必要です。また、日本パスポートでは、基本的に6ヶ月以内は査証が必要ありません。但し、入国係員により滞在日数の期間を変更することがあるので、入国の印が押されたら確認が必要です。
電圧・単位 : 電圧は110V、60Hzです。差込口は二股のコンセントになりますので、日本の電化製品をそのままカナダで使用することが出来ます。(但し、長時間はお勧めしません)
長さの単位 メートル
重さの単位 グラム
容量の単位 リットル
温度の表示 摂氏(セルシウス)
単位の換算は、こちらのサイトを参考にして頂くことができます。
電話 : バンクーバーのように市内通話でも市外局番をまわさないといけない地域があります。 アメリカに電話する時は市外局番の前に「1」を入れ、1+市外局番+電話番号 になります。
カナダから国際電話をかける場合は 011+国番号(日本の場合は81)+市外局番の0を除いた番号+電話番号で、例えば東京にかける場合は、011+81+3+電話番号となります。
郵便 : カナダの場合、ドラッグストアやショッピングセンターの中に郵便局が入っていることがよくあります。切手は郵便局の他、駅にある売店などでも購入できます。封書の郵送料は下記の通りです。(2012年3月現在)
カナダ国内の場合、30gまでがC$0.61、30〜50gがC$1.05、50〜100gまでがC$1.29
アメリカ国内へは、30gまでがC$1.05、30〜50gまでがC$1.29、50〜100gまでがC$2.10.
国際郵便は、30gまでがC$1.80、30〜50gまでがC$2.58、50〜100gまでがC$4.20
詳細はカナダポストのサイトでご確認下さい。